水銀廃棄物対策について。

最近日中の気温がようやく暖かさを感じられるようになりましたね。本年度の桜の開花予想は関東で例年より3日早いようです(*^_^*)

それに伴い、花粉症の方々はそろそろ辛い時期となりますね。
大変かと思いますが、どうぞご自愛下さい(+_+)

さて、本日は水銀廃棄物に関してのお話をさせていただこうと思います。

水銀を使用した廃棄物に対して、廃棄物処理法が改正になるという情報が入ってきております。
収集運搬や保管基準などは、平成28年4月頃までに改正予定、処分や処理基準に関しては平成29年10月を予定しているようです。
金属水銀はこれまで有価物として取り扱われており、許可は必要ですが廃棄物処理法において特別な規定はされていませんでした。
条約による水銀の使用制限に伴い、廃棄物として取り扱う可能性が想定されたというのが背景の一つです。

水銀というと「水俣病」のイメージがあることから、やはり処理は適切でなければなりません。

日常生活で水銀使用の製品というと、身近なものでは蛍光灯などに含まれています。
その中でも水銀を使用しているのは「蛍光ランプ」と「HIDランプ」になります。白熱電球、ハロゲン電球、LEDには含まれていません。

生活に身近なもので見落としがちなのは「ボタン電池」です。
よく電気屋さんなどで「ボタン電池回収ボックス」のようなものが置いてあるのをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多少なりとも水銀を使用しているので、適切に処分することができるよう置いているのです。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、誤飲などを起こすと大変なことになりますので、そちらも合わせてご注意ください。

水俣病のような悲劇を繰り返さないためにも、水銀使用の製品を廃棄する際には、自治体の指示に従った廃棄方法を取るようにしましょう。

ボタン電池くらい大丈夫だという軽い気持ちで、一般家庭ごみと一緒に廃棄することのないようにお願いいたします。

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